カムロードのキャンピングカーを売るなら|専門店の掲載123台で見る、年式・走行距離・4WD・ビルダー別の相場

「カムロードのキャブコン、そろそろ手放そうかな。
でも、今いくらくらいになるのか見当がつかない…」

そんなふうにお考えではないでしょうか。

カムロードは、トヨタがキャンピングカーのために用意したシャシーです。
同じカムロードでも、どのビルダーのどのモデルか、年式、4WDかどうか、どんな装備が付いているかで、値段は大きく変わります。
手放す前に、まず自分の車が相場のどのあたりにいるかを知っておくことが大切です。

この記事では、広島県福山市の中古キャンピングカー専門店「soto(to)」が、
キャンピングカー専門店2社の掲載在庫を集計し、
カムロードベースのキャンピングカーがいくらで並んでいるかを、
年式・走行距離・駆動方式・ビルダー別にお見せします。
そのうえで、査定で見られるポイントと、手放す前に揃えておきたいものを書きます。

データは2026年10月12日時点で販売中の中古キャンピングカー(自走式)768台のうち、
車種名にカムロードと明記された123台、支払総額ベースです。
相場は動くので、数字はその時点の目安として読んでください。

道路脇に停まるキャブオーバー型のキャンピングカー
キャブコンの評価では、シャシーの上に載った居室が大きな比重を占めます

目次

  1. 先に結論|カムロードは専門店に123台、中央値929万円
  2. カムロードとは|キャブコンのために作られたトヨタのシャシー
  3. 年式別|2023年以降は中央値1,352万円、2010年以前でも478万円
  4. 走行距離別|10万kmを超えても中央値531万円
  5. 4WDと2WD|同じ年式帯で比べると、4WDが100万円以上高い
  6. ビルダー・モデル別|ナッツRVとバンテックで約8割
  7. カムロードの査定で見る5つのポイント
  8. soto(to)がカムロードのキャブコンを正しく評価できる理由
  9. よくある質問
  10. まとめ

先に結論|カムロードは専門店に123台、中央値929万円

区分台数掲載価格の中央値中心帯(25〜75%)
カムロードベース全体123台929万円773〜1,136万円
うち4WD52台1,121万円938〜1,364万円
うち4WD表記なし(主に2WD)71台822万円695〜942万円

※キャンピングカー専門店2社の掲載在庫を当店で集計。2026年10月12日時点で販売中の中古車(自走式)768台のうち、車種名に「カムロード」とあるもの(1社はベース車両の欄で判定)。支払総額ベース。新車・未使用車・トレーラーは除外。4WDは車種名に「4WD」とあるものを数えています(表記のない4WD車が混ざる可能性があります)。販売店の掲載価格なので、成約価格とは差があり、買取額とも異なります。

自走式の中古768台のうち、キャブコンは245台。
そのうち車種名に「カムロード」と書かれた車両だけで123台、ほぼ半数です。

車種名がビルダー名やモデル名から始まる車両は数えていないため、
実際のカムロードベースはこれより多い可能性があります。

手放す側から見ると、これは悪い話ではありません。
比べられる車両が多いので、年式や装備の近い車両から相場の目安をつかみやすい車種です。

カムロードとは|キャブコンのために作られたトヨタのシャシー

カムロードは、現在はトヨタのトラック「ダイナ」をベースにした、キャンピングカー専用のシャシーです。
名前はキャンパー(Camper)と走行性能(Roadability)を組み合わせたもの。
日本RV協会がトヨタに「キャンピングカーのベースにできる専用車両を」と依頼して生まれた、と紹介されています。

完成車としては売られておらず、架装を手がけるビルダー向けに供給されるベースシャシーです。
そのため、トヨタのディーラーでは一般向けに販売されていません。
20年以上にわたって、国内のキャブコンの土台になってきました。

2021年にはダイナの改良にあわせて、LEDヘッドランプやプリクラッシュセーフティなどの安全装備が新しくなっています。
2021年の改良以降、エンジンはガソリンの2.0L(1TR-FE)と、2.8Lのディーゼルターボ(1GD-FTV)。
2026年1月の改良で、ディーゼルは3.0L(3GD-FTV)になっています。
トランスミッションは6速ATです。

足まわりも、キャンピングカー向けに考えられています。
2021年以降のモデルは後輪がダブルタイヤで、架装による重さを前提にした専用のリーフサスペンションを使っています。

同じカムロードでも、値段を分けるのは上に載った居室

カムロードベースのキャブコンは、シャシーは共通でも、上に載る居室はビルダーとモデルごとにまったく違います。
居室の広さやレイアウト、家具、電装、給排水の造り。
キャブコンの評価では、これらの造りと状態が大きな比重を占めます。

カムロードを売るときは、ビルダーやモデルごとの違いまで見て評価してくれる店に出すことが大切です。

キャブオーバー型キャンピングカーの居室と運転席まわり
シャシーは共通でも、上に載る居室はビルダーとモデルごとに違います

年式別|2023年以降は中央値1,352万円、2010年以前でも478万円

年式台数中央値中心帯(25〜75%)
2023年以降28台1,352万円1,244〜1,458万円
2019〜2022年40台972万円877〜1,115万円
2015〜2018年35台828万円747〜928万円
2011〜2014年13台569万円531〜690万円
2010年以前7台478万円428〜514万円

※集計条件は冒頭の表と同じ(2026年10月12日時点、支払総額ベース)。台数が10台に満たない区分は、ばらつきが大きいので参考値です。

新しいほど高いのは自然なことですが、表から読み取れることが2つあります。

ひとつは、2023年以降の車両が頭ひとつ抜けていること。
2023年以降の車両は、ほとんどが2021年の改良後のシャシーです。
年式の新しさに加えて、安全装備も新しい世代になっています。

もうひとつは、2010年以前の車両でも中央値478万円で並んでいること。
15年以上前のキャブコンが、400万円台後半で販売されています。
「古いから値段がつかない」とは限らない、ということです。

古いキャンピングカー全般の掲載データは、こちらにまとめています。
低年式・過走行のキャンピングカーは売れるのか|20年落ち・10万km超の掲載データ

湖のそばの道路脇に停まるキャンピングカー
年式が古くても、居室の状態が良ければ評価の対象になります

走行距離別|10万kmを超えても中央値531万円

走行距離台数中央値中心帯(25〜75%)
3万km未満60台1,078万円874〜1,289万円
3万〜6万km43台868万円711〜977万円
6万〜10万km13台790万円600〜933万円
10万km以上7台531万円468〜668万円

※集計条件は冒頭の表と同じ。10万km以上は7台なので参考値です。

3万km未満と3万〜6万kmで、中央値に約210万円の差があります。
ただし、走行距離が少ない車両は年式も新しいことが多いので、
この差のすべてが走行距離によるものではありません。

カムロードの掲載車両は、走行距離の中央値が約3.3万km。
10万kmを超えた車両は、123台のうち7台と少数です。

それでも10万km以上の7台は、中央値531万円で並んでいます。
距離が伸びていることだけを理由に、あきらめる必要はありません。

4WDと2WD|同じ年式帯で比べると、4WDが100万円以上高い

冒頭の表では、4WDの中央値が1,121万円、4WD表記なしが822万円でした。
ただ、これには年式の違いも混ざっています。
そこで、台数のある2つの年式帯に揃えて比べました。

年式帯4WD4WD表記なし(主に2WD)中央値の差
2019〜2022年17台/1,061万円23台/929万円約132万円
2015〜2018年10台/930万円25台/815万円約115万円

※集計条件は冒頭の表と同じ。4WDは車種名に「4WD」とあるもの、2WDはその表記がないもの。2021年以降のモデルでは4WDがディーゼル車のみの設定のため、エンジンや装備の違いも含んだ比較です。

年式を揃えても、4WDのほうが100万円以上高く並んでいます。
掲載車両123台のうち52台、約4割が4WDです。

査定を申し込むときは、駆動方式を最初に伝えてください。
車検証の型式からも分かりますが、伝えておくと概算の精度が上がります。

秋の山と湖のそばに停まるキャンピングカー
同じ年式帯なら、4WDのほうが100万円以上高く並んでいます

ビルダー・モデル別|ナッツRVとバンテックで約8割

ビルダー台数中央値年式の中央値
ナッツRV50台929万円2018〜2019年
バンテック49台940万円2020年
東和モータース9台779万円2018年
キャンパー厚木6台947万円2022年
ダイレクトカーズ3台1,033万円2021年
その他(AtoZ・アネックスほか)6台――
モデル(ビルダー)台数中央値年式の中央値
クレア(ナッツRV)29台1,087万円2020年
ジル(バンテック)28台1,076万円2020年
クレソンボヤージュ(ナッツRV)13台798万円2018年
コルドバンクス(バンテック)10台878万円2018年
コルドリーブス(バンテック)10台876万円2018〜2019年
ヴォーン(東和モータース)9台779万円2018年
パピー(キャンパー厚木)6台947万円2022年

※集計条件は冒頭の表と同じ。ビルダー・モデルは車種名の表記から当店で判定しています。

カムロードベースの掲載車両は、ナッツRVとバンテックの2社で99台、全体の約8割です。

中央値の差には、年式やモデルの大きさ・装備の違いが混ざっています。
ビルダーやモデルの優劣を表す数字ではありません。

同じモデルの掲載が多いということは、
年式や装備の近い車両と並べて、査定額の根拠を示しやすいということでもあります。

ビルダーごとの特徴は、こちらの記事で紹介しています。
ナッツRVのキャンピングカー買取ガイド
バンテックのキャンピングカー買取ガイド

カムロードの査定で見る5つのポイント

① ベース車両の情報|年式・駆動方式・エンジン・走行距離

まずは車検証で分かる部分です。
年式、4WDか2WDか、ガソリンかディーゼルか、走行距離。
ここまでで、相場の目安がつかめます。
タイヤの状態(ダブルタイヤの車両は後輪の内側も含めて)も、査定のポイントになります。

② 居室の外板と屋根まわり|シーリングと雨漏りの跡

キャブコンは、シャシーの上に居室を載せた構造です。
居室のつなぎ目や窓まわりのシーリングは、紫外線や雨風、年数の経過で少しずつ劣化し、硬くなったりひびが入ったりします。
屋根まわりの状態や、室内に雨漏りの跡がないかも、査定のポイントになります。

雨漏りについては、こちらで詳しく書いています。
キャンピングカーの雨漏り|原因・修理費と、直すか売るかの判断

③ 電装|サブバッテリー・充電・インバーター・エアコン

サブバッテリーの種類と容量、走行充電や外部充電の有無、インバーター、ソーラーパネル、家庭用エアコン。
家庭用エアコンやFFヒーター、リチウムイオンバッテリーは、査定でプラスになる装備です。
装備の有無とあわせて、動作の状態も査定のポイントになります。

キャンピングカーのサブバッテリーが弱ったら|寿命のサイン、交換費用が読めない理由

④ 水回りと暖房|給排水・FFヒーター

給水・排水タンク、ポンプ、シンク、FFヒーター。
使える状態かどうかも、査定のポイントになります。

⑤ 記録と付属品|整備記録簿・取扱説明書・後付け装備の明細

整備記録簿、ビルダーの取扱説明書、後から付けた装備の明細。
これらは、車両の状態を伝える材料になります。

後付けの装備は、メーカー名・容量・取り付けた時期をメモにまとめておくと、
概算の段階から伝わりやすくなります。

不具合がある場合も、直してから売るより、そのまま査定に出すほうが得なことが多いです。
気になる箇所は、隠さずにそのまま伝えてください。

キャンピングカーの車内 キッチンとダイネット
電装と水回りは、装備の有無と動作の状態をあわせて見ます

soto(to)がカムロードのキャブコンを正しく評価できる理由

架装まで含めて、一台として見ます

代表の柚木は、キャンピングカー販売店にて店長経験があり、
ビルダーごとの造りや装備の違いを見てきました。
一般的な中古車店では見落とされがちな居室や装備も、査定のポイントとして見ます。

次のオーナー様へ、自社でつなぎます

soto(to)は中古キャンピングカーの販売店でもあります。
買い取った車両は、次のオーナー様への橋渡しとして、自社で販売します。

全国どこでも無料出張査定

ご自宅まで、代表の柚木が伺います。
出張費だけでなく、高速代もいただきません。

二重査定は行いません。即日即お支払い

ご契約後に金額を下げる二重査定は行いません。
書類がそろえば、即日でお支払いします。

木のテーブルに置かれた鍵
記録簿や取扱説明書は、車両の状態を伝える材料になります

よくある質問

Q. 15年以上前のカムロードでも、値段はつきますか?

今回の集計では、2010年以前のカムロードベースが7台、中央値478万円で掲載されていました。
年式だけで決まるわけではなく、居室や装備の状態で評価が変わります。
まずは年式と走行距離から、概算をお聞きください。

Q. 2WDだと不利ですか?

年式を揃えると4WDのほうが高く並んでいますが、
2WDだから値段がつかない、ということではありません。

Q. ローンが残っていても売れますか?

売却できます。
残債の精算を含めて、手続きをご案内します。

Q. 取扱説明書や整備記録簿をなくしてしまいました。

なくても査定はできます。
残っていれば状態を伝える材料になるので、手元にある分だけ揃えておいてください。

Q. 遠方でも来てもらえますか?

全国どこでも、代表の柚木が伺います。
出張費・高速代は無料です。

Q. 査定だけでも大丈夫ですか?

はい、査定だけでも大歓迎です。
無理な営業やしつこい連絡は一切いたしません。

まとめ|カムロードのキャブコンは、価値の分かる店で手放すのが正解

  • カムロードはキャンピングカー専用のシャシー。評価では上に載った居室が大きな比重を占める
  • 専門店2社の掲載在庫に123台、中央値929万円(2026年10月12日時点)
  • 2010年以前でも中央値478万円、10万km以上でも531万円
  • 同じ年式帯なら、4WDが4WD表記のない車両より100万円以上高く並ぶ
  • ナッツRVとバンテックで約8割。比べる車両が多く、相場の根拠を示しやすい

カムロードのキャブコンは、同じシャシーでも、ビルダー・モデル・装備で値段が大きく変わる車です。
その違いまで見てくれる店に出すことで、価値を査定額に反映しやすくなります。

外へ出る楽しさを、次のオーナー様へつなぎます。

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soto(to)|中古キャンピングカー専門店
所在地:広島県福山市神辺町新徳田542-2
営業時間:10:00〜18:00/定休日:水曜日
代表者:柚木 功太
古物商許可番号:広島県公安委員会許可 第731192500009号

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